時をかける少女に思い馳せ
気温も下がり秋らしくなってきたこの頃。
例年は暑いな～と思ってた矢先寒すぎて秋を感じる瞬間すらなかった気がします。
今年は秋めいてんな～なんて思う瞬間も多々あり日々機嫌がいいです笑
そんな秋にピッタリのこの話題！
時をかける少女！！！！！
…冗談です。時かけは夏です。
ここでの時かけは2016年放送のドラマ。
あの初回放送の時、私は菊池風磨という存在を知ってはいたもののどこか怖い人だと思って苦手意識があった。
（だってロン毛怖かったんだもん…）
黒島結菜と加藤シゲアキが出る、土曜9時台のドラマということでドラマ自体は気にはなっていた。
まあJリーグファンが犇めき合う家のテレビは同時間のJリーグタイムに奪われることは確定事項だったのであまり期待値は高くなかった。
初回放送日、私は病院にいた。
20時にフットサルの練習で怪我し病院に搬送されたからだ。
膝の靱帯損傷。情けないケガであった。
明日精密検査する、とりあえず痛みも酷いため入院する、と自分の知らないところで話はトントン拍子に進み、21時は独り寂しく病室のベットに横たわっていたのだ。
怪我の痛みはさながら急に決まった入院。
そして始まる時をかける少女。
…菊池風磨かっこよくない？？？？？？？
気が付いてしまった。菊池風磨のかっこよさに。
どこかで聞いた”痛みは情動”。それをこの瞬間体験した。
脂汗かく程痛かった膝に行っていた意識がテレビに向いている。
痛みを感じなくなった。(多分痛み止めのお陰)
…というか菊池風磨ってこんな爽やかだっけ…？？？？？？
本当に失礼ながらそう思ってしまった。
一度マイナス感情から始まったため何を言ってもどんな所作をしても全てがカッコよく見えてくる。
独りきりの病室と思ってたんと違う（いい意味で）菊池風磨に頭が混乱しなぜか泣いていた。本当に謎。
そして誓う。SexyZoneを推すと。
早くない？！と親に後日驚かれたが以前から兆候はあったのだ。
友達に勝利担がいたりリアルスコープ毎回視聴していたりなんなら中島健人をお茶の間ファンとして応援していた時期もあった。
でも5人全員のことを正直そこまで知らなかったし、風磨くんは赤西仁路線行っちゃうと思ってどこか踏み出せずにいた。
しかし時かけで風磨くんのイメージがびっくりするほど変わったことで踏ん切りがついた。
そして5年経った現在。
当時中2だった自分は大学生となった。
時かけのような海辺で男子2女子1で毎日一緒に登下校！夏祭り！恋！なんてことは一切なかった。
海なし県の女子高で1人でバスと電車通学。夏祭りの日はバイト。恋する暇なく卒業。
一瞬であった。
でも大学生になった今、菊池風磨と竹内涼真がいなくても青春していたな…なんて思う。
当時はこれのどこが青春なんだよ、と思っていた放課後の些細な買い食いだって、アルバイトだって今思えば立派な青春だった。
どれもこれも2016年に夏を青春を届けてくれたドラマ時をかける少女のお陰。
また来年の夏も翔平に会えることを願って。
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